【共通テスト2025】共通テスト 新課程での4つの大きな変化

教育
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現中3が受験生する、『令和7年度 大学入学共通テスト』から新課程入試となります。

10月1日には、大学入試センターが「令和7年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テストに関する
検討状況について」を公表しました。

そこから分かる現行の大学入学共通テストと、新課程での大学入学共通テストの違いについて、
明らかになった4つの大きな変更点をまとめていきます。

新課程 大学入学共通テスト 4つの変更点
①国語の試験時間が80分から90分に変更される
②数学Ⅱ・B が 数学Ⅱ、B、C に変更され試験時間も70分に変更
情報の試験を新たに実施
地歴公民の科目が大きく変化

てぃー
てぃー

大学入学共通テストになってかなり負担が増えたにも関わらず、

さらに分量を増やす方向での変化となります。

この4つの変化をしっかりと理解して、後々に困らないように対策をしていきましょう。

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変更点その1:国語の試験時間が80分から90分に変更される

『問題量を増やす』方針で大問の追加すらあり得ることを前提 にした試験時間の変更が
行われるということです。

今回の発表にも、より思考力・判断力・表現力等を発揮して解くことが求められる問題を重視した
出題を行っていくことが明言されています。

試験時間が90分に変更されて『時間的なゆとり』ができるのではなく・・・
問題数が増えてより厳しい試験になることが示唆されています。

『国語はどう勉強すればいいかわからない』と言わず、早めに対策をしていくことが肝心です。

変更点その2:数学ⅡB が 数学Ⅱ、B、C に変更され試験時間も70分に

新課程の数学Ⅱ、B、Cでは、4分野の選択問題から3問を選択して解答することに
なります。それにともない試験時間も70分と10分延長されます。

現行の共通テストが3分野の選択問題から2問を選択して60分の試験であることから、
大問が1つ増えて10分試験時間が伸びるということです。

てぃー
てぃー

現行の共通テストでも、大半の受験生が選択問題を10分では解けません。

つまり、今以上に試験時間内で全問を解き切ることが難しくなるといえます。

ただでさえ学習する分野が1つ増えて学習負担が大きくなるのに、時間内で解き切るための
演習にも多くの時間が必要になります。
このことからも早い受験勉強の開始がプラスに働くといえます。

新課程の「数学B」は【数列】【統計的な推測】の2分野を学習し、
新課程の「数学C」は【ベクトル】【平面の曲線と複素数平面】の2分野を学習します。

この4分野から3問の選択ですが、数学C の【平面の曲線と複素数平面】が現行課程では数学Ⅲ
内容ですので・・・
■ 文系は『【数列】【統計的な推測】【ベクトル】』
■ 理系は『【数列】【ベクトル】【平面の曲線と複素数平面】』
このパターンの選択をする生徒が多くなるのではないかと予想されます。

ちなみに・・・今回の変更においても、記述式問題の出題は見送りとなりました。

変更点その3:情報の試験を新たに実施

試験時間は60分。出題科目は『情報Ⅰ』です。

ただし、「入試科目として課すかどうかは各大学が判断する」という扱いですので、
どこまで本気で取り組むべきかの判断はまだまだ難しいところです。

てぃー
てぃー

焦ってプログラミングの勉強するぐらいなら

英語、数学の勉強をする方がいいんじゃないかな

個人的には、東京大学がどのような判断をするのかに非常に興味があります。
※国立大学は東大の判断に右に倣えの傾向があるように感じます(英語4技能のときの・・・ね)

『令和7年度共通テストから新たに出題する教科であり、現行の共通テストにおいて対応する
科目を出題していないため、現行の教育課程履修者が学習している「社会と情報」及び
「情報の科学」に対応した試作問題も作成します』と大学入試センターから発表されています。

 大学入試センターからの発表 『令和7年度以降の試験に向けた検討について』

このページの中段に
 『サンプル問題(『地理総合』,『歴史総合』,『公共』,『情報』)(令和3年3月24日)』
が掲載されています。

変更点その4:地歴公民の科目が大きく変化

地理・歴史・公民は次のように変更されます。

 ・「地理A」「地理B」→「地理総合、地理探究」に変更
 ・「日本史A」「日本史B」→「歴史総合、日本史探究」に変更
 ・「世界史A」「世界史B」→「歴史総合、世界史探究」に変更
 ・「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理、政治・経済」
              →「公共、倫理」「公共、政治・経済」に変更

続いて、出題範囲ですが・・・

・「地理総合、地理探究」は「地理総合」および「地理探究」の内容から出題されます
・「歴史総合、日本史探究」は「歴史総合」(日本史・世界史近現代史の融合分野)および
 「日本史探究」の内容から出題されます
・「歴史総合、世界史探究」は「歴史総合」(日本史・世界史近現代史の融合分野)および
 「世界史探究」の内容から出題されます
・「公共・倫理」は「公共」および「倫理」の内容から出題されます
・「公共、政治・経済」は「公共」および「政治・経済」の内容から出題されます

「地理歴史・公民」のハイブリット科目「地理総合、歴史総合、公共」が新設されます。
 出題範囲は・・・「地理総合」「歴史総合」「公共」の内容から出題されます。
※「地理総合、歴史総合、公共」は3科目のうちいずれか2科目を選択解答
 (「地理総合と歴史総合」「地理総合と公共」「歴史総合と公共」のいずれか)

てぃー
てぃー

ところで「歴史総合」「地理総合」「公共」ってどんな科目か知ってますか?

まずは「歴史総合」からご説明します。
近現代史を中心に扱いながら、【近代化】【大衆化】【グローバル化】という3つの項目を
学んでいく科目といえ、日本史・世界史という垣根がありません。

とはいえ、世界史・日本史という観点に立つと、それぞれの項目の中でまず広く世界史視点で
学んだ上で日本史視点の学習に入る
という教科書の流れになっています。

次に「地理総合」です。
深刻化する地球環境問題や大規模な自然災害が多発するようになり、地図や地理情報システムの
活用が不可欠になりつつあるなかで生まれた科目です。

【地図・GIS(地理情報システム)】【国際理解・国際協力】【防災・地域調査】という
3つの項目を学んでいきます。

最後に「公共」です。
現行科目の「現代社会」に近いといえる科目ですが、思考力・判断力・表現力を養うという点で
視点が異なります。

【公共の扉】【自立した主体として社会に参画する私たち】
【持続可能な社会づくりに参画するために】
 という3つの項目を学んでいきます。

サンプル問題は【変更点その3】の終わりにリンクを貼ってます。

まとめ

     ■新課程 大学入学共通テスト 4つの変更点■
①国語の試験時間が80分から90分に変更される
②数学Ⅱ・B が 数学Ⅱ、B、C に変更され試験時間も70分に変更される
③情報の試験を新たに実施
④地歴公民の科目が大きく変化

これからますます進んでいくグローバル化や、ビッグデータ・AIを活用した新たな技術革新など、
今まで不可能と思われていたことが実現する社会でますます大きな変化が生まれていくでしょう。
そんな社会においても自分で考え、答えのない課題に自ら答えを見つける。
そういった人財を生み出すための新課程です。

たしかに現行の共通テストよりも負担が大きくなることが予想されますが、
そのハードルを越える力をつけることに意味があるといえます。

まだまだ不明な点も多いですが、できることからどんどん自分でやっていきましょう。

以上、お読みいただきありがとうございました。

コメント

  1. […] 【共通テスト2025】共通テスト 新課程での4つの大きな変化現中3が受験生する『令和7年度 大学入学共通テスト』から新課程入試となります。現行の大学入学共通テストと、新 […]

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